メニュー

「人権を学ぼう」コーナー

これから「人権」を学びたい人のために日本の主な人権課題をご紹介します。

犯罪被害者やその家族

犯罪被害者やその家族は、直接的な被害のほかに、興味本位のうわさや心ない中傷により傷つけられたり、プライバシーが侵害されたりするなどの二次的な被害を受けることがあります。犯罪被害者とその家族の人権に配慮することが必要です。

犯罪被害者やその家族は、犯罪そのものやその後遺症によって精神的、経済的に苦しんでいるにもかかわらず、追い打ちを掛けるように、興味本位のうわさや心ない中傷等により名誉が傷つけられたり、私生活の平穏が脅かされたりするなどの問題が指摘されています。
その対策として、犯罪被害者等のための施策を総合的かつ計画的に推進し、犯罪被害者等の権利や利益の保護を図るため、平成17年12月に「犯罪被害者等基本法」に基づく「犯罪被害者等基本計画」が作られ(平成28年4月第3次基本計画策定)、毎年11月25日から12月1日までの1週間を「犯罪被害者週間」として、犯罪被害者等が置かれている状況や犯罪被害者等の名誉又は生活の平穏への配慮の重要性等について、理解を深めてもらうことを目的とした活動が展開されています。

〔おすすめ貸出しDVD〕

「ある日突然最愛の娘を奪われて ~犯罪がその後にもたらすもの~」
「友達が被害者になったら」
「私たちにできること」

〔おすすめ貸出し図書〕

「犯罪被害者 いま人権を考える」河原理子
「被害者のトラウマとその支援」藤森和美
「ここにいること 地下鉄サリン事件の遺族として」高橋シズヱ

〔おすすめ啓発動画〕

もしも・・・あなたが犯罪被害に遭遇したら
法的解決への総合案内所「法テラス」

〔関連資料〕

平成27年度人権啓発指導者養成研修会 採録コラム 広島会場 講義3 平成27年10月21日(水) [「加害者・被害者の対立を超えて(少年事件を中心に)」]

平成26年度人権啓発指導者養成研修会 採録コラム 名古屋会場 講義3 平成26年10月2日(木) [「犯罪被害者から見た社会と人権のあり方」]